LINE MOBILE(ラインモバイル )で通信を始める【iPhone編】

【格安SIM】LINE MOBILE SIM取り付け~通信開始まで【iPhone編】

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先日申し込んで、既に受け取っているLINE MOBILE(ラインモバイル)のSIMをiPhoneに挿入し、データ通信/音声通話ができるまでを解説します。

本家ドコモ回線との速度比較もしてみました。

【格安SIM】LINE MOBILE SIM単体新規契約

【格安SIM】LINE MOBILE(ラインモバイル)申込からSIM到着の流れ

2020.02.23

Android端末の方は、以下の記事を参考にしてください。

【格安SIM】LINE MOBILE SIM取り付けから通信開始まで Android編

LINE mobile(ラインモバイル )で通信を始める【Android編】

2020.03.19

◆目次◆

1.利用環境
2.利用開始手順
3.通信速度を本家ドコモと比較してみた
4.まとめ

1.利用環境

LINE MOBILE SIMの利用環境ですが、iPhoneSEで使用します。

  • iPhone端末
    iPhoneSE(第一世代) 32GB iOS13.3.1
    ※元々はUQモバイルで購入し、SIMロック解除した端末です
     
  • LINE MOBILE SIM
    音声通話nanoSIM 3GB
    ドコモ回線
    コミュニケーションフリープラン加入
    新規(MNP転入ではありません)

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2.利用開始手順

利用開始は手順を守れば難しいことはありません。

物理的なSIMカードのスマホへの挿入とスマホ側へのプロファイルダウンロード(Android端末で言うAPN設定)で直ぐに利用を開始できます。

LINE MOBILE公式サイトにも手順が載っているので参考にしてください。

スマホへのSIMカード装着

スマホの電源を落としてからSIMトレイにSIMカードを挿し、元に戻すだけです。

SIMトレイの抜き方と向きに注意すれば、さほど難しくありません。

iPhoneにSIMカードセットして挿入します
SIMトレイもnanoSIMカードも小さいため、紛失等には注意しましょう。不器用な方やせっかちな方は、イライラするかもしれませんね…

スマホからプロファイルをダウンロード・インストールする

電源を入れてSIMカードが認識されていることを確認できれば、後はプロファイルをダウンロード・インストールするだけです。

プロファイルインストール前は、電波は掴んでいるけど、通信ができない状態です。

●スマホがSIMカードを認識していることを確認する

画面上部のアンテナピクト表示を見てSIMカードが認識されていることを確認します。

画面左上に「docomo 4G」と表示されていることから、SIMカードは認識されていますが、データ通信はできない状態です。

SIMカードは認識されていますが、データ通信はできない状態です

●プロファイルをダウンロードする

データ通信するためのプロファイルをダウンロードします。

この時、WiFi(インターネット)への接続が必須です。

Android端末では通信設定を端末から直接行えるめ、インターネット接続は必須ではありませんでした。

iPhoneでは”プロファイル”をインターネット(各MVNOのサイト)からダウンロードする必要があるため、インターネット接続(WiFi)が必須になります。

プロファイルダウンロードには、iPhone標準ブラウザの「Safari」を使う必要があります。

Safari以外のブラウザでは、ダウンロードが正しく行えません。

LINE MOBILEの契約プランにあったプロファイルをダウンロードします

タップすると、ダウンロード許可画面が表示されるため「許可」をタップして先に進みます。

プロファイルダウンロードを許可します

プロファイルがダウンロードされます。

iPhone用プロファイルがダウンロードされます。

設定画面にプロファイルが表示されるため、タップします。

設定にプロファイルが表示されます

●プロファイルをインストールする

プロファイルをダウンロードしただけでは適用されず、通信できないため、インストールを行ってプロファイルを適用します。

インストールをタップします。

インストールをタップしてプロファイルを適用します

パスコード(画面ロック解除等で利用しているもの)を入力してインストールを継続します。

パスコードを入力してインストールを継続します

パスコード入力後の警告表示は問題ないため、インストールをタップしてインストールを継続します。

再びインストールをタップしてインストールを続行します。

何度かインストールをタップしますが、これが最後です。

再びインストールをタップしてインストールを続行します

インストール完了が表示されれば、正しくプロファイルがインストールされましたので、完了をタップして終了です。

LINE MOBILEのプロファイルがインストールされました

!インストールがエラーになったら…

プロファイルは1つしかインストールできないため、既にインストールされているプロファイルがある場合はエラーとなり、インストールができません。

iPhoneにプロファイルがインストールされていると、他のプロファイルはインストールできません

この場合は、エラーで表示されたプロファイルを削除することで、新しいプロファイルをインストールできるようになります。

既に存在しているプロファイルを削除します

既にあるプロファイルを削除します。

プロファイルを削除します

プロファイル削除時にもパスコード (画面ロック解除等で利用しているもの) の入力が必要です。

プロファイル削除時はパスコードが必要です

パスコード認証の後、削除をタップすることでプロファイルは削除されます。

削除したら復活できないため、再インストールが必要になります。

プロファイルが削除されます

動作確認する

プロファイルのインストールが終わったら、実際にネットページを開いて確認しましょう。

ドコモ4Gネットワークでインターネット閲覧ができるようになりました。

この時、当たり前ですがWiFiがOFFになっていることを確認しておきましょう。

3.通信速度を本家ドコモと比較してみた

無事にインターネットが開通したので、通信速度を計測しました。

果たして、実際の通信速度はどのくらいでしょうか!?

計測条件

  • ドコモが無償で公開している「ドコモスピードテスト」を使用
  • 位置情報及びWiFiをOFF
  • 端末は、ドコモ契約のiPhone11 Pro 256GB
  • 回数は1回のみ

計測結果

今回の計測では、本家ドコモ回線の大体25分の1程度のスピードでした。

  • 本家ドコモ回線
    ダウンロード:51.43Mbps
    アップロード:10.32Mbps
     
  • LINE MOBILE SIM(ドコモ回線)
    ダウンロード:14.24Mbps
    アップロード:22.85Mbps
本家ドコモ回線の計測結果です
本家ドコモ回線の計測結果
LINE MOBILE(ドコモ回線)の計測結果
LINE MOBILE(ドコモ回線)の計測結果

このスピードで、インターネットやテキストベースのメール、LINEやり取り位であれば使えるかなと体感では思います。

ただ、動画再生等のストリーミングでは、通信速度が安定していない場合にカクカクする感じがありました。

平日の昼間に人が多い場所で使った時に、安定しているか少し不安になりますが、これは価格とのトレードオフと考えましょう。

「電波は生もの」なので、その時の状態(時間帯、利用場所、利用状況等)によって刻々と変化するため、あくまでも参考程度に留めてください。

4.まとめ

LINE MOBILE SIMの装着とプロファイルのインストールにより、直ぐに使い始めることができます。

LINE MOBILE SIMをiPhoneで利用する
  • SIMカードの装着だけでなくプロファイルのダウンロードとインストールが必要
  • プロファイルのダウンロード時はインターネット接続(WiFi)が必須
  • 通信速度に過度な期待は禁物
  • 自分の行動範囲内で実際の使い心地を確認しよう
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