楽天モバイルからahamo(アハモ)へのMNP&Zenfone8でデュアルSIMを使う

楽天モバイルからahamo(アハモ)へのMNP&Zenfone8でデュアルSIMを使う

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Android SIMフリースマホZenfone8が2021年8月にASUSから発売されました。

最新のCPU、5G対応、おサイフケータイ機能等を備えたコスパも良い最新モデルです。

今まで私用と仕事で2台持ちでしたが、Zenfone8のデュアルSIM対応を使って1台にまとめようと思います。

◆目次◆

1.やりたいことと必要なこと
2.楽天モバイルからahamo(アハモ)へのMNP手順
3.Zenfone8でデュアルSIM環境を作る
4.Zenfone8の5G対応を確認
5.まとめ

1.やりたいことと必要なこと

仕事と私用回線を1台のZenfone8にまとめるために楽天モバイルの1回線をahamo(アハモ)にMNPして「楽天モバイル+ahamo」構成にします。

やりたいこと

  • Zenfone8のデュアルSIM機能を使って2回線1台でまかないます
  • 楽天モバイル2回線中1回線はahamo(アハモ)契約に変更します
現状最終構成
楽天モバイル1(仕事)楽天モバイル(仕事)
楽天モバイル2(私用)ahamo(アハモ)(私用)
ポイント!
  • 仕事では通話とSMSの送受信が主な使用用途となるため、楽天モバイルの1回線目1GBまで0円を使います
  • 残念ながら会社から電話の支給はないため、仕事関係の連絡先とプライベートの連絡先をきっちり分けるためにも2回線もちにします
  • 楽天リンクの通話やSMSをできる限り私用でも使い、通話品質が悪ければahamoを使います
  • データ通信はahamoを使って楽天モバイルの利用は1GB未満に抑えます
  • ゲームや動画視聴などデータ通信の過度な利用はないため20GBあれば十分です

必要なこと

Zenfone8の準備

Zenfone8はSIMフリースマホとして家電量販店やオンラインショップで購入できますし、IIJmio(みおふぉん)OCNモバイルといったキャリアから購入することもできます。

IIJmio(みおふぉん)OCNモバイルを使う場合は回線契約と一緒にZenfone8を購入するのがお得(MNP契約の場合、諸条件はありますが端末価格が割引になることが多い)かもしれません。

端末のみ購入する場合、アマゾンや楽天等のオンラインショップから購入して上手くポイントをもらうというやり方もアリですね。

Zenfone8は、メモリ、ストレージ、カラーの組み合わせから自分に合った1台を見つけましょう。

私はメールやインターネット閲覧が主なので、一番最小構成の8GBメモリ、128GBストレージ、ホワイトカラーを選びました。

項目選択肢
メモリ8GB / 16GB
ストレージ128GB / 256GB
カラーオブシディアンブラック / ホライゾンシルバー / ムーンライトホワイト

※スペックの詳細はASUS公式ページから確認できます。

私が注目しているのは、デュアルSIM対応と5G対応です。

  • デュアルSIM対応
    「nanoSIM + nanoSIM」構成となり、eSIMは搭載されていません。
    楽天モバイルやahamo(アハモ)ではeSIM対応していますが、Zenfone8を利用する場合、eSIMではなく物理SIM(nanoSIM)を選びましょう。
     
  • 5G対応
    楽天モバイルahamoの4Gに加えて、5Gにも対応していますが少し注意が必要です。

5Gにはミリ波とSub-6方式があり、Zenfone8が対応するのはSub-6のみです。また、ahamo(アハモ)が使用する5Gのバンドの一つにバンド79がありますが、Zenfone8は未対応です。

ahamo(アハモ)の5Gバンド79未対応というのが少し残念な点ではありますが、79はドコモしか利用していないバンドのため他のSIMフリー端末でも対応している機種はそう多くはありません。

なお、iPhone12、13はバンド79対応です!流石グローバルなiPhoneといったところでしょうか。

楽天モバイルからahamo(アハモ)へのMNP

楽天モバイル2の回線をahamo(アハモ)へMNPします。

楽天モバイルでは転出や解約時の手数料がかからないため、気軽にMNPすることができます。

MNPがどのような流れになるか次に紹介します。

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2.楽天モバイルからahamo(アハモ)へのMNP手順

早速、楽天モバイル回線をahamo(アハモ)へMNPします。

楽天モバイルからMNP予約番号を取得する

楽天モバイルからMNP予約番号を取得するにはMy楽天モバイル(アプリ又はWebサイト)からオンラインで手続きするのが一番手っ取り早く、即時発行されます。

  1. 契約情報からその他のお手続きをタップする
  2. 他社へのお乗り換え(MNP)をタップする
  3. アンケートに答えて申し込みを完了するをタップする
  4. その場でMNP予約番号が発行される
    画面に表示されたMNP予約番号を確認します。
     
    有効期限は発行日から15日間ですが、MNP先となるahamo(アハモ)の申込、開通までの日数を考えるとahamo(アハモ)申し込みの当日に取得するのがベストだと思います。
     
    MNP予約番号を発行しても、ahamo(アハモ)で開通手続きを行うまでは楽天モバイルの契約は継続しています。

    ※予約番号と電話番号は一部削除しています

ahamo(アハモ)サイトからMNPで申し込む

ahamo(アハモ)サイトから申し込みます。
ahamo(アハモ)はオンライン専用ブランドのため、店頭でのサポートが必要な場合は有償対応となります。

STEP1:申込の準備

申込にあたっての確認事項や注意事項について確認、同意します。

  1. 契約形態の選択
    MNPでの新規契約のため「docomoを契約していない方」にあるSIMカードで契約となります。

  2. 契約形態・オプションの選択
    契約形態は「他社からの乗り換え(MNP)現在の電話番号をそのまま使用する」となります。



    かけ放題オプションは5分/回が無料の標準オプションですが、回数や時間制限のないかけ放題としたい場合は、1,100円/月(税込)のかけ放題オプションを申し込むことになります。

    なお、データ容量は20GBとなり繰り越しはできませんが追加することは有料ですが可能です。

    また、2021年9月からdカード支払いで毎月のデータ量が増量される「dカードボーナスパケット特典」が開始されました。

    かけ放題を標準とした場合、毎月の支払額は2,974円(税込)で済みます。


  3. 契約前の確認
    ahamo(アハモ)契約にあたっての各種注意事項や確認事項について同意していきます。



    ・利用予定の端末はahamo(アハモ)対応端末か?
    ・MNP予約番号は取得済みか?
     申込時点でMNP予約番号の有効期限が10日未満の場合は、再取得が必要です
    ・利用予定の端末のSIMロックは解除されているか?
    ・本人確認書類の準備は済んでいるか?
     運転免許証、マイナンバーカード、健康保険証、住民基本台帳等の準備が必要となり、場合によっては補助書類も必要な場合があります
    ・支払方法は決めているか?
     クレジットカードまたは銀行口座振替の何れかを選択できます。MVNOではクレジットカードのみで銀行口座振替に対応していない場合が多いため、銀行口座振替に対応しているキャリアは貴重です。
     
  4. dアカウントの確認
    dアカウントを持っていない場合は新たに作成する必要があり、1つのdアカウントで契約できるahamo(アハモ)回線は1つまでになります。なお、dアカウント利用にあたっての注意事項についても確認、同意の必要があります。



    ・キャリアメールは使えません
    ・ドコモ月額サービス及びディスニープラス契約に関する注意事項があります
    ・d払い残高/ドコモ口座利用に関する注意事項があります
    ・dポイントクラブ会員情報の既登録情報に関する注意事項があります

【実録!dカードゴールドへのアップグレード】申込~審査(信用照会)~カード到着

2019.04.12

STEP2:申込

ここからが申込本番です。

  1. MNP予約番号の入力
    楽天モバイルから取得したMNP予約情報確認して入力します。



    ・MNP予約番号
    ・MNP予約番号有効期限
    ・MNPで引き継ぐ電話番号
     
  2. 本人確認書類・受け取り方法の選択
    受取人や受け取り場所によって必要なものが異なります。



    自宅で本人が受け取るので、運転免許証をカメラで撮影してアップロードする方法にしました。
    スマートフォンで顔写真を撮影する(eKYC)という方法も可能ですが、本人以外や宅配ボックスで受け取ることはないためこの方法は選びませんでした。
     
  3. 本人確認書類のアップロード
    保存している画像でもスマホでその場で撮影でも可能なので、本人確認書類をアップロードします。


     
  4. 契約者情報の入力
    契約者に関する情報を入力しますが、dアカウントの会員情報が既に一部の項目では表示されているため変更がなければ入力の手間はそれほどかかりません。



    ・氏名(カナ)
    ・生年月日
    ・性別
    ・郵便番号
    ・住所
    ・連絡先電話番号
    ・ネットワーク暗証番号
    ・受け取り日時の選択
    ・契約申込書の確認方法(郵送希望有無)
    ・契約者と利用者の確認
     
  5. 支払方法の設定
    クレジットカードまたは銀行口座振替の何れかを設定します。



    ・クレジットカード
     クレジットカード情報の設定
    ・銀行口座振替
     オンラインでその場で設定(用紙に記入して返送する方式ではありません)
     
  6. 同意・注意事項の確認
    諸々の同意・注意事項に同意する必要があります。


     
  7. 申込内容の確認
    最後に申込内容全体を確認し、変更がなければ「注文を確定する」をタップして注文完了です。


    受付番号が発行されたら、申込完了です。



    画面に表示された受付番号は、登録されたメールアドレスにも送付されてくる「お申込受付のご連絡」からも確認できます。

SIMカード到着を待つ

ahamo(アハモ)への申し込みが済んだらSIMカード到着を待ちます。

SIMカード到着までは、申し込み後に送られてくる「お申込受付のご連絡」メールから手続きの状況を確認できます。

  1. 申込完了直後は「申し込みの手続き中です。」となっています
    申し込みは平日夜でした。


     
  2. 契約審査が通れば次は「出荷作業待ち」となります
    出荷作業待ちになれば、契約手続きに問題なかったと判断できます。
    確認できたのは申込翌日の夕方でした。


     
  3. 「出荷作業中」となります。
    確認できたのは、申し込み翌々日のお昼でした。


     
  4. 「出荷済」となります。
    確認できたのは、申し込み翌々日の夜でした。
    配送は日本郵便となっていました。問い合わせ番号と配送状況へのリンクがあるため、荷物追跡することもできるようになっています。また、「商品発送のご連絡」メールも送信されてきました。

SIMカードを受け取ったら開通手続きをする

申込時に指定した配達日時に無事にSIMカードを受け取ったため、そのまま開通手続きを進めます。

ahamo(アハモ)から到着したのは大きな箱にSIMカードとパンフのみ
大きな箱にSIMカードとパンフのみ
  1. 開通手続きは申込状況確認画面にある「切り替え(開通)手続きへ」から始めます


  2. 「開通する」をタップしたらすぐに切り替わる
    手続き完了メール送付先メールアドレスを入力して(送信しないことも可)「開通する」をタップするだけで開通手続きは終わります。なお、手続きは事業者間の連携が必要なため午前9時~午後8時頃迄に行う必要があります。


     
  3. 開通完了
    「開通手続きが完了しました。」と表示されれば申込から開通までの手続きが全て完了です。



    ・ahamo(アハモ)
     ▶契約開始となり、初月は日割り計算で課金が発生する
     ▶SIMカードが挿入されていれば、ahamo(アハモ)回線での接続が開始される
     
    ・楽天モバイル
     ▶解約となり、解約月は満額請求となる(日割り計算にならない)
     ▶SIMカードが挿入されていれば、アンテナピクトが×や圏外になる

     

3.Zenfone8でデュアルSIM環境を作る

ahamo(アハモ)開通により準備が整ったのでZenfone8環境を構築します。

難しいことはなく、2つのSIMカードを音声通話、データ通信どちらで優先利用するかを最低限設定しておけばよいでしょう。

SIMカードを挿入する

Zenfon8の下部にあるSIMカードスロットをピンで取り出して2つのSIMカードをセットしてスマホに戻します。

SIMトレイに番号が書いてあるので迷うことはありません。

仕事用の楽天モバイルを1番に、個人用のahamo(アハモ)を2番にセットしました。

Zenfone8のSIMトレイ2にahamo(アハモ)のSIMカードをセットする
楽天モバイルとahamo(アハモ)SIMをトレイにセット

Zenfone8の初期設定を済ませる

Zenfone8の電源を入れて端末とgoogleアカウント等の初期設定を済ませます。

初期設定中にソフトウェア更新が表示された場合は、ソフトウェアの更新を行っておきましょう。

デュアルSIMカード設定でSIMを振り分ける

2つのSIMカードの用途(音声、データ通信)を設定しますが、APN設定は不要で自動認識しました。

私は、音声通話をSIM1(楽天モバイル)、モバイルデータ通信をSIM2(ahamo)に設定しました。

音声通話を楽天モバイルにしていますが、実際にはRakutenリンク(アプリ)を使って通話します。

データ通信はahamo(アハモ)を使用するため楽天モバイル1回線目は1GB未満で使用し、月額0円運用を実現します。

デュアルSIM設定は、仕事を音声通話、使用をデータ通信優先に設定
仕事を音声通話、使用をデータ通信優先に設定

アンテナピクトを確認する

2つのSIMカードが確認できればOKです。

※初めて通信をした端末にはSMSでドコモからのお知らせが届きます。

初回に受信するドコモからのSMS

契約情報や利用料金の確認はアプリから

ahamo(アハモ)アプリをスマホにイントールすれば、契約情報やデータ利用状況、利用料金などを簡単に確認できるので是非インストールしておきましょう。

なお、My docomoアプリからでも同様に確認できます。

ahamoやMy docomoアプリも活用しよう
アプリも活用しよう

4.Zenfone8の5G対応を確認

Zenfone8は5Gに対応していますが、ahamo(アハモ)で使用できるのかどうか確認しました。

確認環境

確認に使った端末環境です。

Zenfone8(SIMフリー)
  • 楽天モバイル + ahamo(アハモ)
  • データ通信はahamo(アハモ)を使用するよう設定
  • 5Gのバンド79は非対応
Galaxy S20 5G SC-51A(ahamo)
  • ahamo(アハモ)が販売するGalaxy S20
  • ahamo(アハモ)販売端末のため5Gはバンド79に対応

確認場所は、千葉県北西部の某所です。

確認結果

Galaxyでは5G表示となるが、Zenfone8では5G表示にならず4G表示のまま…

ドコモのスピードテストを使って速度計測もしてみました。

Zenfone8(SIMフリー)
  • ダウンロード
    169.2 Mbps
  • アップロード
    13.6 Mbps
Galaxy S20 5G SC-51A(ahamo)
  • ダウンロード
    525.1 Mbps
  • アップロード
    61.4 Mbps

※楽天回線の5Gも計測したかったのですが5Gエリアが近くにないのでできませんでした。

Zenfon8(4G)での計測結果

ahamo(アハモ)で5G使いたいならバンド79対応端末のほうが断然エリアが広くて速い!?

Galaxy(5G)での計測結果

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5.まとめ

Zenfone8【楽天モバイル+ahamo(アハモ)】で仕事/私用モバイル環境を実現できました。

仕事用は使用頻度が少ないので、毎月の料金はahamo(アハモ)のみでOK!
  • 楽天モバイルもahamo(アハモ)も手数料かからずMNPできる
  • MNPは好きな時にオンラインで完結できる
  • 料金プランは何れもシンプルだけど複数回線やファミ割はない
  • Zenfone8は小型だがパワーは十分
  • Zenfone8の5Gはドコモのバンド79には非対応
スマホ環境再考してみませんか?
各キャリアへのリンク

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