クレジットやローン契約は、信用情報が1つの大きな判断材料になっています。信用情報と信用情報機関を知って、自分の信用情報を管理しましょう。
◆目次◆
1.信用情報とは
2.信用情報機関とその役割
3.信用情報の開示とは
4.まとめ
1.信用情報とは
携帯電話や車等の高価な品物を購入時に、販売店で分割払いを申し込んだり、銀行からお金を借りたり、クレジットカード申し込みといった情報です。また、契約情報や支払状況といった取引全般の客観的情報です。殆どの方が、1度は利用したことがあると思います。
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2.信用情報機関とその役割
信用情報を各社で保持しているだけでは、自社の状況以外知り得ることができないため、各社の情報を共有して、申込者の支払い能力や属性をより正確に確認し、正しい与信判断をしなければなりません。その共有先が、個人信用情報機関と呼ばれ、各社からの情報を管理し、会員会社に提供できるようにしています。
現在は、以下の個人信用情報機関が経済産業大臣が「個人に関する指定信用機関」として指定しています。
- 全国銀行個人信用情報センター(KSC)
関連する法律:銀行法
主な会員:銀行等
- 株式会社シー・アイ・シー(CIC)
関連する法律:割賦販売法、貸金業法
主な会員:信販会社、クレジットカード会社
- 日本信用情報機構(JICC)
関連する法律:貸金業法
主な会員:消費者金融、信販会社、保証会社
信用情報機関によって会員の対象が異なっています。これは、割賦販売法や貸金業法等の法規制や管轄省庁等によるものです。以前は、複数の信用情報機関が存在しましたが、現在は統廃合等で上記3社になっています。
3.信用情報の開示とは
登録されている信用情報は、開示手続きにより知ることができます。開示は、各社ごとに手続きが必要なので、少し面倒かもしれません。間違いがあれば、修正をお願いし、カード会社の調査により訂正することになります。
4.まとめ
信用情報は、貴方の信用のカルテです。
正しく利用して、しっかり完済まで管理していくことが大切です。まずは、自分の情報を確認(開示)することから初めてみませんか。