こんにちは、当ブログサイト管理人の「まさ」です。
先日、以下のツイートを投稿しました。
約1ヶ月間トラフィック品質による配信制限と思われる事象で、アドセンスの広告が表示されませんでしたが、先週から配信が再開されました。
— blognojikan管理人 (@blognojikan) June 26, 2019
ブログ暦はまだまだですが、どうして何の為にブログやってるのかを考える良い機会になりましたよ。
結論は、勿論まだまだ続けること‼️
もう、後にはひけない
リプライを頂いたので、この事象についてもう少し掘ってみたいと思います。
私の場合、5月24日に配信が制限された模様で、6月20日に再開されました。
2019年1月から準備を始めて2019年2月にアドセンス合格し、コツコツと記事を積み重ねてアリさん状態ながらも見ていただけるようになってきたのに思わぬ失速でした。
それは「2019年5月24日(金)」何時ものように仕事を終えて何時ものようにアドセンスのレポートを確認…
アドセンス広告が表示されていないぞ
焦りながらアドセンスのレポートをチェック
ページビューに対して表示回数がゼロ~
になってる。どういうことだ!?
ここから全てが始まりました。
日本時間では、17:00(サマータイム期間中は16:00)が太平洋時間の00:00にあたり、この制限は経験上、太平洋時間で発動/解除されるようです。
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早速原因を調査する
昨日まで広告表示されていたのにと思いながら帰宅して、Google先生に問い合わせしまくりました(Google先生何時もお世話になっています)。
結果、以下について確認する必要があると判断しました。
- 私自身の問題
広告コードが正しく挿入されていない
ブラウザでJavaスクリプトが有効になっていない
- Googleアドセンスシステムに起因
配信トラブル
システム変更
- Googleアドセンスポリシーに抵触
ポリシーセンターでの指摘
メールでの指摘
アカウント(一時)停止
原因を切り分け、対処します
- 私自身の問題
WordPressの広告コードやブラウザ設定を確認するも特に変わった点は無かった
⇒ 設定に問題はなさそうだけど、自動広告のみにした
- Googleアドセンスシステムに起因
・Twitterやアドセンスコミュニティを確認したが、特に騒がれていなかった
・何時も見ている他のサイトを確認したが、広告表示されていた
⇒ システム全体の問題ではなさそう
- Googleアドセンスポリシーに抵触
ポリシーセンターは「ポリシー違反は見つかりませんでした。」と表示されていて、アドセンスからのメールはない(迷惑メールにもなし)
⇒ ポリシー違反ではなさそう
原因不明
そのままの状態で一晩放置…
この時は、Googleアドセンスシステムの障害かな~と、ポジティブに軽く思っていました。
アドセンスコミュニティで同じ境遇の書き込みを発見
翌朝になっても状況変わらずでしたが、国内及び海外のアドセンスコミュニティに同じような状況の投稿を確認しました。
【日本語】
アドセンス広告が突然表示されなくなりました
【英語】
Please report here if ads have stopped appearing on your site
同じ境遇の人がいることがわかるとなんだかホッとしましが、原因は不明のままでGoogleからの障害通知やポリシー違反の案内もありません。
Googleアナリティクスを見ると「表示されたadsense広告ユニット(推移)」がカウントアップしていたので、「WordPressの広告コードやブラウザ設定」の原因は排除できました。
原因はなんだったのか
英語コミュニティの書き込みでは、Googleの中の人がコメントを寄せています。
広告主やユーザーへの満足度向上とアドセンスシステムの保護のために、「traffic quality(トラフィッククオリティ)」が判断できない場合は、広告の配信を制限または無効にするかもしれません。
traffic quality(トラフィッククオリティ)って…
トラフィッククオリティについて、素直にコミュニティで紹介されていたリンク先の内容を熟読しました。
・サイト運営者様が、ご自身のライブ広告をクリックしてクリック数やインプレッション数を増やすこと
引用:無効なトラフィックの定義
・1 人以上のユーザーが繰り返しクリックして、クリック数やインプレッション数を増やすこと
・サイト運営者様がご自身の広告でのクリックを誘導すること(例: 広告をクリックするようユーザーを誘導するあらゆる言葉、大量の偶発的クリックを誘発する広告掲載など)
・自動クリックツールやトラフィック ソース、ロボット、その他の不正な行為を行うソフトウェア
・どのような場合でも、ご自身のサイトの広告を自らクリックしない
引用:クリック妨害行為を防ぐ
・広告のトラフィックとアプリユーザーについてアプリ名や広告ユニット、さらには国などのフィルタを使用して、トラフィック レポートのデータを適切に分類する
すみません、私の認識が甘かったでようです…
トラフィッククオリティを維持するために改善の必要性を痛感し、以下の対処をしました。
広告クリック
サイト運営者である私自身が広告をクリックすることはないですが、友人、知人、親族等の身近な人のクリックはあったかもしれませんので、サイトを伝えてしまった人にはポリシーを説明し、クリックしないよう伝えました。
自身のサイトをこのような人たちに安易に教えてしまうことは、お互いのためにならないので止めるべきだったと反省しています。
サイト状況の把握
サイトのトラフィック(アクセス元、流入元、行動)を、PVがまだ少ないこともあって全体の数しか見ていませんでした。
日々のトラフィック状況を確認し、不審な点があれば広告トラフィック品質管理チームに知らせる必要があります。
サイト誘導方法
PVが少なかったので、集客のために何も考えずついTwitter等のSNSで「サイト更新しました」みたいな投稿をしていましたので削除しました。
ただSNSで宣伝するのではなく、根底にあるのは訪問者、広告主にとって価値のある記事の質と量を提供することです。
自分でスポンサーを探す手間をGoogleが行っていると考えれば、その手間を記事に注げということですね。
コンテンツ制作環境
記事をオンラインで執筆する時は、Chrome拡張機能の「Google Publisher Toolbar」(PC版のみ)を設定した状態で表示確認をするようにしました。
今までは、適当なブラウザで頻繁にプレビューしながら記事を完成させていました。
理想はオフラインで執筆、プレビューしてアップロードできれば最適ですが、まだそこまでの技術がありません。
必要以上の表示は不当なインプレッションと判断されかねないので、本当に注意が必要です。
必要な対処(改善)をしたら後は配信されるのをひたすら待つのみ!!
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ads.txt警告とは直接関係ありません
同時期にads.txt(認定デジタル販売者宣言)に関する警告が出始めて話題になり、「トラフィッククオリティ」と関係があるのかわかりませんでしたが、設定はしました。
結果的に、「トラフィッククオリティ」との直接の関係はないことがわかりました。
ads.txtが正しくない場合、「認定デジタル販売者宣言」の仕様で正しい広告枠が提供できず、その結果として広告が表示されないことが正常な動作であって、そのことこそが設置目的だからです。
adsについては、AdSenseヘルプ「ads.txt で認定販売者を宣言する」に記載があります。
google検索(ads.txt 設置)でも、詳細な解説サイトが沢山出てきますので、参考にしましょう。
広告が表示されなくても記事執筆は今まで通り継続しよう
広告が表示されないことで、記事執筆のモチベーションは下がりますよね。
そんな時こそブログサイトを始めた頃を思い出しましょう。
- ブログ運営者は訪問者に記事を通じて何らかのきっかけ(解決)を与えること
- Google(広告主)は、それに価値を見出し広告を出して対価を支払うこと
これこそがブログ(私)とAdSense(Google)の存在意義だと考えています
GoogleAdSenseポリシーに抵触する操作やコンテンツは、トラフィッククオリティに限らずGoogle側の裁量によってのみペナルティが課せられ、たとえ、第三者の行為が原因であっても責任はサイト運営者にあります。
検索エンジンアルゴリズムの変更等、ブログ運営者は突然の広告配信停止に対するリスクがあり、海外コミュニティでトラフィッククオリティを見ると複数サイト運営していても、全てのサイトで影響を受けたという書き込みがありました。
色々書いたのですが、結局のところ各サイトの運営状態によって大きく事情が異なるため、こうすれば予防、復旧するといった必勝法はなく、ポリシーに則ったサイト運営と自己調査、解決能力が今後も求められていきます。
何かの参考になれば幸いです(^_^;)