2020年2月25日から待望の「Kyash Card」が発行開始されたので、早速申し込みました。
プレスリリース自体は2019年12月にされており、発行開始は2020年初め頃となっていましたが、なかなか発行開始のアナウンスが来なくてもしかしたら発行取りやめ?とも思いましたが、先ずは発行開始されて安心しました。
初日はサーバー障害で決済にも影響が出ましたが、現在は解消されて申し込み可能になっています。
◆目次◆
1.先ずはKyashの整理から
2.Kyashラインナップの違い
3.「Kyash Card」申し込みの準備
4.「Kyash Card」を申し込みましょう
5.申し込み状況はアプリから確認できる
6.カードを有効化してから利用する
7.ネット決済で使ってみる
8.まとめ
1.先ずはKyashの整理から
「Kyash Card」が発行される前から「Kyash(リアルカード/バーチャルカード)が存在し、発行当時は還元率2%(リアルカード)でした。
Kyashと他のクレジットカードやポイントカードなどを組み合わせて実質倍以上の還元率で話題になりましたが、その後還元率は1%(リアルカード)となり現在に至っています。
初代Kyashのラインナップ
初代は物理的カードタイプで街中のVisa加盟店でも利用できる「リアルカード」とネットショッピング等の仮想店舗専用で利用できる「バーチャルカード」がありました。
●Kyashリアルカード
- 物理カードタイプ
- 街中のお店でクレジットカードライクに利用できる
- 発行当初は高還元率2%でしたがその後1%にダウン
- 他カード等との組み合わせてポイントの2重3重どりが話題になった
●Kyashバーチャルカード
- アプリでアクティベーションする仮想カード
- オンライン専用
- 還元率は0.5%
2代目Kyashのラインナップ
2代目は利便性とセキュリティを向上させ、安心・安全とともに日常のお財布として活躍できる「Kyash Card」に進化していました。
その結果、既存カードとあわせて、3種類から選べるようになりました。
●Kyash Card(2020年2月25日発行開始)
2代目Kyashの目玉カードです!
初代では届かなかった利便性やセキュリティを向上し、グローバルで利用できる武器を手に入れました。
●Kyash Card Lite
初代Kyashリアルカードは「Kyash Card Lite」に名称変更しますが、機能は今まで通りです。
●Kyash Card Virtual
初代Kyashバーチャルカードは「Kyash Card Virtual」に名称変更しますが、機能は今まで通りです。
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2.Kyashラインナップの違い
Kyashには3種類あることを理解した上で、違いを見ていきましょう。
利便性を向上するために、セキュリティがより重要視されていることがよくわかります。
●共通
- Google Pay(QUICKPay決済)に対応
- 月当たりの還元対象決済上限が12万円まで
- 年会費が無料
- 利用明細はリアルタイムでスマホアプリから確認できる
- 割り勘や送金ができる
- チャージ後すぐにKyashポイントが使える
●「Kyash Card」の特徴
- ICチップを搭載
サインレスで4桁暗証番号による認証に対応し、決済時間を短縮
- Visaのタッチ決済に対応
かざすだけで決済が完了するVisaのタッチ決済に対応し、決済時間を短縮
- 海外利用に対応
海外店舗でも利用可能となり、利用範囲を拡大
※LiteとVirtualは、オンライン決済のみに対応
- 決済上限を拡張(アプリから上限の範囲で変更することも可能)
1回あたり30万円、月当たり100万円まで対応し、利用対象を拡大
※Lite 5万円/回、12万円/月
※Virtual 3万円/回、12万円/月(本人認証あり時)
- 還元率は1%
従来の還元率1%を維持し、他のカード等と組み合わせれば2重取りもできる
※Lite(2020年4月以降)、Virtualは、還元率0.5%
- 発行手数料がかかる
カード申し込み(発行)に900円の手数料がかかる
※Liteは300円、Virtualは無料
- 本人確認書類が必要
本人確認ができないと発行できない
※Lite、Virtualは不要
3.「Kyash Card」申し込みの準備
「Kyash Card」の申し込みは、インターネットサイトではなくKyashアプリから行うため、事前にアプリのインストールが必要です。
また、本人確認書類の提示が必要なため、事前に準備しておきましょう。
申し込み前の確認
申し込み画面で慌てないように、以下を準備してから申し込みましょう。
- 本人確認書類(運転免許証等)が必要です
- 発行手数料の決済手段(チャージ)が必要です
- カードデザインは3種類(Navy、Pink、Silver)から選びます
アプリのダウンロード
アプリはiOS/Androidに対応しています。
既にKyashを利用していても、アプリのバージョンが6以下の場合、アプリのアップデートが必要です。
アプリは「kyash」で検索しましょう。
バージョンは、アプリ下部の「アカウント」-「アプリについて」から確認できます。
画面右上にカードマークがあることでも確認できます。
4.「Kyash Card」を申し込みましょう
準備が出来たら、アプリから「Kyash Card」を申し込めます。
申し込みは、6ステップで完了します。
ステップ0:カードの色を選びます
カードには3色あるので、申し込み前の確認で決めた色を選択しましょう。
ステップ1:発行手数料900円を残高にチャージ
Kyash残高または自動チャージ用のカードをリンクして、900円を決済できるようにします。
ステップ2:本人確認書類をアップロード
本人確認書類は、運転免許証、マイナンバー等が利用可能で、その場で撮影したものをアップロードできます。
運転免許証をアップロードしましたが、この場合、両面のアップロードが必要でした。
ステップ3:本人確認情報を登録
本人確認情報として、生年月日、職業、利用目的、外国の重要な公人の該当有無が問われます。
ステップ4:氏名と現住所を登録
姓名(フリガナ)、住所(郵便番号、都道府県、市区町村、番地、建物名・部屋番号が問われます。
ステップ5:注意事項を確認
注意事項を読んで同意する必要があります。
ステップ6:カード所有者氏名の確認
- カードに印刷される本人の本名(姓名)をローマ字で入力します
- カード暗証番号4桁(PIN)を指定します
申込完了です!
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5.申し込み状況はアプリから確認できる
申し込むと当時に発行手数料の決済が行われ、チャージ残高は0円になりました。
アプリの右上をタップすると現在の状態を確認できますが、メールでの案内はありませんでした。
申込直後は、本人確認にチェックが入っており、その後は「郵送→有効化」により利用できるようになります。
●2020年2月25日申込直後のステータス
- 本人確認(申込直後)
申請内容を確認中です
●2020年3月8日ステータス変化を確認(本人確認→郵送)
- 郵送
1週間以上かかってやっとステータスがかわりました
本人確認をパスしたため、発行は確実になったので早く発送してください!
●2020年3月18日アプリにお知らせが…
Kyashアプリに、気になるお知らせが来ていました。
- Kyash Card発送スケジュールについて
初回発送が2020年4月上旬予定になる
- Kyash Card Liteポイント還元率変更スケジュールについて
Kyash Card発送が遅れることから、1か月延びて2020年5月1日から1%から0.5%になる
●2020年4月3日アプリにお知らせが…
Kyashアプリに、発送開始日のお知らせが来ていました。
- 発送の順番について
3月末日までの本人確認完了者
⇒ 4月10日から発送を開始し、4月下旬には完了見込み
4月以降の本人確認完了者
⇒ 4月下旬ころから発送を開始
- 発送状況の確認方法について
アプリの発行ステータス画面に表示される追跡番号から状況確認ができる
- 受取について
「転送不要の簡易書留」で送付されるため、受け取り時は印鑑(サイン)が必要
2月中に申込みは完了しているため、4月中には受け取れるはずです!
●2020年4月15日ついにカード到着!
待っていたKyashカードが書留で届きました!
カード前面にカード情報はありませんでした。
カード裏面には、カード情報がびっしり詰まっています。
6.カードを有効化してから利用する
到着したKyashカードは、有効化しないとそのままでは利用できません。
- カード台紙のQRコードをスマホでスキャンします
Kyashカードの有効化画面に遷移します
- セキュリティコードを入力して認証します
カード裏面のセキュリティコードで認証します - 有効化します
Kyashカードを有効化しますが、既に登録しているカードがある場合、有効化するKyashカードに引き継がれます - 有効化完了
Kyashカードが有効化され、利用できるようになりました - Kyashカードの設定を確認します
Kyashカードの利用金額等、カード利用設定を変更できます
カード情報タブをタップすると、カード番号、有効期限、セキュリティコード等をスマホアプリから確認することもできます
- アプリのKyashカードデザインが変わります
有効化できれば、アプリに表示されるKyashカードデザインも変わります
7.ネット決済で使ってみる
有効化したKyash Cardとクレジットカードを紐づけて、オンライン決済しました。
- フリマアプリのラクマで購入したものをKyash Cardで決済
- KyashCardにはクレジットカードを紐づけ
- 事前チャージはせずに自動チャージ
上記の通りで、ラクマからKyash Card決済ができました。
決済明細とトップ画面から取引とポイントを確認できます。
紐づけたクレジットカードでもクレジットカードのポイントが付与されます。
- Kyash Cardでのポイント1%
541ポイント獲得
- 紐づけたクレジットカードでのポイント1%
541ポイント獲得
※ポイントは紐づけるクレジットカード等の仕様による
上記のような使い方が、Kyash Cardの基本的な利用価値ではないでしょうか!?
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8.まとめ
以前に比べると還元率等落ちましたが、セキュリティ面も強化され、デザインもカッコよくなったKyashCardを持ってみては如何でしょうか。