年末年始やゴールデンウィークといった長期連休によって、殆どのクレジットカード等の支払い(口座振替)日が、次の銀行営業日に繰り下がります。
特に長期連休時は、ついうっかり入金忘れが発生しやすいため、長期連休に入る前に入金を済ませてから長期連休を楽しみましょう。
◆目次◆
1.長期連休になると支払いはどうなるのか
2.支払い以外に影響はあるのか
3.どうすれ対応すれば良いのか
4.一年のうち注意すべき長期連休
5.まとめ
1.長期連休になると支払いはどうなるのか
約定支払日が土曜、日曜、祝日の場合、口座引き落とし先の銀行休業日となることから、殆どのカード会社の支払日が翌銀行営業日まで繰り下げられます。長期連休の場合、これが何日も先になってしまいます。
2019年のゴールデンウィークでは、4月27日から5月6日迄の約定支払日分が、最長で11日後の5月7日にまとめて口座から引き落とされることになります。
\\ 準備は万全ですか? //
主なクレジットカード会社の約定支払日は、以下の記事が参考になります。
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2.支払い以外に影響はあるのか
長期連休は、支払日の繰り下げ以外にも様々な影響をはらんでいます。
注意すること
- 銀行やコンビニATM内の紙幣がなくなる可能性がある。
2018-2019年末年始も長期連休とり、一部ATMでは支払うお金が無くなってしまう - 銀行のサービスが一時停止(メンテナンス)する可能性がある
メンテナンスにより、入金、引き出し、振り込み、残高照会が一時的にできなくなる - カスタマーセンターの混雑が激しくなる
特に連休明けは激しい混雑でなかなか繋がらない、メールの返信が遅くなる - 支払期間が短くなる
27日支払の場合、5月7日に支払い後、次回は通常通り5月27日となる
10日支払の場合、5月7日に支払い後、通常通り5月10日となる - 金利計算によって通常より金利を支払う場合がある
キャッシング、リボ払い等の金利手数料が何時もより多く発生してしまう
あえてメリットは…
- 9日間の支払い猶予ができる
猶予期間中にお金を増やせればお得になる
3.どうすれ対応すれば良いのか
長期連休がある場合の対応方法の基本は、「確認」と「入金」です。毎月のことですが、長期連休になるとどうしても「過ごし方」に注力してしまいがちです。
- 4月26日迄に必要な金額の入金と引き出しを済ませておく
連休中に振り込み手続きをしても連休明けは集中するため、引き落とし処理時に間に合っていない可能性があることから、ゴールデンウィーク前に明細(請求)書を確認して不足なく入金しましょう - 手元に現金を持ちたくない場合は、クレジットカードで支払う
防犯上、現金は最小限としておき、クレジットカード払いとする
4.一年のうち注意すべき長期連休
3大長期連休のうち、注意すべきは「ゴールデンウィーク」です。シルバーウィークは、”中旬”、年末年始は、”上旬”なので、ゴールデンウィークに比べれば影響は少ないです。
- ゴールデンウィーク(4月下旬から5月上旬)
月末~月初の休みで支払日が集中するため影響は大 - シルバーウィーク(9月中旬)
中旬で支払日が集中しないため影響は小 - 年末年始(12月末から1月初旬)
月初の休みで支払日が集中するため影響は中
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5.まとめ
口座振替、カスタマーセンター等、連休明けは大変な混雑やシステム障害のリスクを考慮し、支払金額及び支払日を確認の上、連休前に入金、確認しておきましょう。
お金のことを気にすることなく楽しい連休を過ごすための準備をしっかりすることです。